わいんのばか@ラフィットの澱を舐める
シャトーラフィットローシルト1985
庶民にとって、気軽に飲める代物でもなく、
そんなワインが隣席で解き放たれ、
パニエの中のボトルの御姿はきらきらと輝いて見えました。
お店のよしみで、
空き瓶の底に残る澱の香りを取らせていただき、
さらに微量の液体を舌で感じさせてもらい、
澱の香りからワインの香りを想像してみれば、
以下はやや妄想入り。
枯れ枝や紅茶、キノコ的なところが
表出していて、
上品に熟し、乾燥した赤から黒果実的な
ニュアンスが覗き、
樽香は上品に余韻をもたらしていて、
おそらく、非常にバランスの取れた熟成を
果たしていると思われました。
外観もややオレンジがかってはいるものの、
ガーネットを放っていて、
総合的にみて、
まだ5~10年程度は飲み頃であると思れ…
うっとり♡
くれぐれも、
澱の香りと微量の液体からの、
妄想にすぎないかもしれないことを、
ご了承くださいませ😅
そして。1985はハレー彗星が地球に、
接近した年であり、
ボトルも特別仕様です♡
ハレー彗星と1985の文字が施されている
タニックなんかでもなく、
成長すれば、
シルキーでエレガントで、
上品な貴婦人なのです。
上質の古酒をいただくと、
こんな生き方をしたいと、
いつも思ってしまいます。
世間にもまれ、悩み、もがき、感じ、
たくましくも、したたかに、
生き抜いてきた暁には、
それが気品やオーラとして放出され…
熟成人間
人もワインも熟成って大切なはず(๑˃̵ᴗ˂̵)