わいんのばか’s diary

実体験に基づいたコスパワインの紹介をしています。お食事との相性や、ぶどう品種によるワインの特徴をゆるく説明しています。ところにより愛狂家っぷりが露呈することも(๑˃̵ᴗ˂̵)

わいんのばか@キスヴィンワインに恋して♡

Kisvin醸造家の斎藤まゆさんのトークショウ
に行ってきました♡

 

先日、お店で開けたキスヴィンさんの
シラーが、恐ろしく美しく、気になって
仕方ない中で、SNSで偶然に見つけたのが、
このトークショウでした。

 

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一目惚れした2016 シラー

ピノ・ノワールのような、

シラーのような、

クリアで洗練された美しいワイン🍷

 


シラーを飲んでから、24時間経たない、
興奮冷めやらぬ中でのことです。

一目惚れした相手に、いきなり告白する
かのような展開。
わいんばかなる自分ならではの、
クイックアクション、そしてアタック(๑˃̵ᴗ˂̵)

斎藤さんは大学在学中、
南仏コルスでの収穫体験を機に、
大学を中退し、
アメリカに留学。
もちろん醸造栽培を勉強するため。

彼女の決断力の速さは、
今の醸造家としてのブレない考え方にも
現れていると思います。

世界でも、
フランスで、
日本でも、
ビオディナミにトレンドがシフトしている中、

良いブドウを栽培収穫すること、
美味しいワインを作るためには、
許された範囲でのアイテム(新たな培養酵母や諸剤など)を駆使することを厭わない。

そして、
畑が、
自分の死後、
次世代、そのさらに先の世代に、
繋がって生き続け、進化し続けて、
いってほしいという思いを、

ワインが、
消費者に渡った後、
記念日に至るまで何年も寝かされ、
抜栓されることを想像し、
その時によい状態であるようにと
いう思いを、

込めて、栽培し、醸造し、
ボトリングしている。


加えて、
ブルゴーニュの補糖の現実や、
栽培が難しいピノ・ノワール品種は、
ブルゴーニュでも、
ブルゴーニュでなくても、
どこで栽培しようとも難しい、

ということを教えていただきました。
貴重な体験です。


ブルゴーニュでは、
古くからピノ・ノワールを育てているから、
追随する国よりも樹齢は古いわけで、
ドレナージの設備も整っているわけで、
土地性を踏まえた対策も他国より万全なはず。

であれば安定した一定クオリティで、
ワインが作られるであろう。
というような話もしていただき…

ドイツのシュペートブルクンダーも、
歴史は古いと思われ、
ドイツの気候に対応した対策もとって
きたはずだから、

それなりのクオリティを感じるはず?

と思うのですが、

 

あくまでも個人的には、
ピノ・ノワール🍷のクオリティは、
やはり、

フランス>ドイツ

という印象なので…(^^;;

品種毎にふさわしい土地性はあると思います。


キスヴィンさんのワインを飲むと、
いい意味で、キスヴィンスタイルを感じます。

特に赤には感じる。
そこにはフランスのワインを感じます。

それが自分はとても心地よい。
キスヴィン。
まさに、こんなワインには口づけ💋したく
なります。

キスヴィンブラボー

斎藤さんをスカウトした、
栽培の荻原さんも素晴らしい方のようです。
そこまで書ききれませんでした(^^;;

次回に…
いつかな…(๑˃̵ᴗ˂̵)