わいんのばか’s diary

実体験に基づいたコスパワインの紹介をしています。お食事との相性や、ぶどう品種によるワインの特徴をゆるく説明しています。ところにより愛狂家っぷりが露呈することも(๑˃̵ᴗ˂̵)

わいんのばか@ラフィットと大往生とテッレネーレ

自分には、伴侶も甥も姪もいません。

唯一兄弟はいますが、

平均寿命(統計)的には、

わたしが一人ぼっちで死んでいく確率は

かなり高く…

 

録画していたNスペ「大往生」を観ながら、

テッレネーレの

ネレッロマスカレーゼを嗜む。

ふるさと納税の返礼の鰻とともに❤️

 

香りは、ピノ・ノワールを彷彿させますが、

グラスに注いでからの、

エアレーションにより、タニックに。

 

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ビンテージは2016

テッレネーレはエレガントな造りです。

 

ぶどうは地中海シチリアの土着である

ネレッロマスカレーゼ🍇

 

ジャミーな味わい、芳香であっても

おかしくない地域のワインですが、

意外にもエレガントなのは、

エトナの火山灰土壌、北側斜面からの収穫

ぶどうから造るワインだからでしょう。

 

 

話題はNスペ「大往生」に戻って、、、

 

ヒエラルキーを度返しに、

 

愛し、慈しみ、

だからこそ時にぶつかって、

時に変に気もつかってしまったりして、

で感謝し、尊重しあい、

 

という関係の身内

身近な大切な友

 

に見送られるのはよいもんなのだろう、

と、しみじーみと感じる。

 

マンションでの孤独死

腐敗後の発見、

は、

本能的に望んでないことを再認識。

 

 

話題は変わり、

 

ついに、

無謀ともいえるdiplomaにトライしました💦

 

ワインラブパワーが導いた道

 

合格率の超高いファーストステップを、

無事、クリアした日のワイン会で、

 

 

 

超ラッキー😍

 

 

 

ラフィット76を偶然にも頂けることに😋

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これから、長く続くdiploma holderへの道。

途方に暮れたりもしますが、、、

 

この偶然の幸運を前に。

 

“ やれるとこまで頑張りなさい‼️ ”

 

と言われているようで、

後に引けなくなりました😅

 

恐らくは、

キャンディデートの中でも、

群を抜くへなちょこ英語力の自分

 

もっともっと力をつけなくては。。。

あはっ💧

 

 

ラフィット76は、

 

40年を超えてもなお、

赤果実、黒果実のフレッシュな香りに、

樽香に、

控えめな枯葉やマッシュルーム香と発酵茶香が、

綺麗にミックスし、

穏やかな芳香を放つ。

 

口に含めば、コンプレキシティ。

主張はないけれど、こなれたタンニンに、

幾重にも重なる滋味。

 

余韻もお上品に続く、続く。。。

 

古酒ならではのスルスルと

体に浸透していく感じがたまりません

(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

ワインは人と一緒。

この日もそんなことを再認識した日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わいんのばか@佳境に想うアマローネ

夏から続く挑戦物語。。。

佳境に入りました。

 

英語集中学習2ヶ月を経て、

英語でワインの勉強すること4ヶ月目💦

 

毎日英語を見ていると(ワイン専門用語多々)、もはや、それは言語でなく、

何かの記号に見えてきます。

 

つくづく英語ネイティブに生まれたかった😅

 

最近は、

日本語の複雑怪奇?さや、繊細さに気づいたり、

学習時間を確保したいあまり、仕事への集中

&効率が恐ろしくアップしていたり、

 

と、、、

英語での学習は思わぬところで気づきを

与えてくれています。

 

ワインを飲むと勉強できないし、

禁酒(減酒です😁)のこの頃ですが、

 

美味しいワインの思い出に浸り、

まずは第一幕のクライマックスを迎えようかと。

 

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MASI reserva Costasera
Amarone della Valpolicella Classico 2013

 

香りは、

アマローネ独特の、

カフェオレ、

ビターチョコレートが先行し、

甘草、そしてシナモンが、

なんともしとやかに追いかけてくる。

口に含めば、

オフドライで、

グリセリンからくる厚みのある甘味。

加えて、ほどよくこなれてきたタンニンが、

複雑さをもたらしてくれます。

 

アマローネ大好き😘

 

美味しいワインは一緒に酌み交わし、会話した

人々の笑顔とともに蘇ります💕

 

あぁ ほっこり(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

 

 

 

 

 

 

 

わいんのばか@1.8haの神秘🍷

ついに、、、、

 

いろんな意味で頂点に君臨するワインをいただくことになりました。

 

その名も、

ロマネコンティ1972

 

わずか1.8ヘクタールの畑は、

リシュブールをはじめとする周囲の

グランクリュとは異なるサブソイルがもたらされ、

それ故、複雑味を帯びた、

比類なき偉大なワインが生み出されます。

 

40年以上経過しても衰えることない大地のパワーが、感じられます。

ひ弱な影など全く見せないストラクチャーに、うっとりします。

口に含めば余韻は長く、戻り香が口内を満たし続けます。

 

外観はクリアなガーネット。

エッジにはオレンジ。

 

ブーケが突出していますが、

第2アロマも奥からあがってきて、

 

ブーケは朝鮮人参の根の香、

ナツメグや甘草、

漢方的な古酒のニュアンス、

そこにフィグセック、ドライベリー、

烏龍茶に近い紅茶香、

なめし皮や、シベ香も。

 

香りも力強さもグラスに注いでから、

一向に衰えることがない。

変化したのはタンニン。

時とともにスムーズなタンニンは、

より濃厚かつ、マイルドに…

 

'72は困難な年だったようですが、

だからこその選りすぐりの賜物に違いない。

 

ワインは一期一会。

また、どこかで偉大なワインに会えることを願いたい。

 

 

お食事とのマリアージュもバッチリ

シャロン産の鴨に非常に合いました✨

 

 

うーん極楽(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

 

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ジューシーな鴨さんでした🦆

 

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フォアグラも美味しい♡

 

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チーズも美味しくいただきました

 

 

締めは、タルトタタンとシュナンの古酒。

 

ビンテージは1959。

タルトタタンの酸味と合いました。

 

こちらの古酒、

なんと、ボトルを撮るのを忘れました😅

ロマネコンティ様に熱くなりすぎて…💦

 

ワインばからしい失態(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

 

 

 

 

 

わいんのばか@アジアのMSとMWが選んだワイン

先日のこと、ワインジャーナリスト山本氏のフィールドブレンドに参加してきました。

 

香港、中国のワイン市場の話は、興味深く、

MWの語る日本ワインの見解も、非常にためになる(偉そうな言い方ですが💦)ものでした。

 

ここ最近は、ワインの勉強のために英語学習に注力していて(英語があまりにできなすぎるので)、ワインの学習と探究は控え気味でしたが、偉大な彼らの言葉や笑顔や酔っ払って楽しそうな姿を拝見・拝聴していると、ワインパワーの凄みを感じずには入られません。

 

単に、自分がワインバカだからかもしれませんが…

 

写真も撮り忘れるほどに、話したり、飲んだり(笑)…

 

数少ないショットを↓

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アリアニコ

苗木の輸入規制が厳しいそうで、中国では、ヨーロッパ品種のみ栽培されているそうです。

中国人はマスカットベリーAがお好きなのだそうですが、自国で栽培する日は、まだ先のようです。

 

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シチリア ネレッロマスカレーゼ

ピノ・ノワールのタンニンをパワフルにしたような、北ローヌのシラーを思わせるような、私好みのワインでした。

 

写真を撮り忘れましたが💦、

カナリヤ諸島のペドロヒメネスは、

樽がかかった辛口で、晩夏の夜風に吹かれながら嗜むのにぴったりな趣きのあるワインでした。

 

締めは日本酒で、

東洋美人の醸造長が指導した岐阜の酒蔵から↓

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東洋美人大好きな自分好みの、旨味がありつつ、くどくなく、余韻が続く。。。

香りには果実味を感じます。

日本酒も造り手の影響は大きいのだなと、感じた一杯でした。

 

最後に、マリアージュされたお料理を!

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サッカパウは店舗内装も、お料理も、器も、

洗練されています。

素材もよろしい😙

素敵なレストランです❤️

 

明日も早起きして、英語学習です。

ボンニュイ

 

 

 

 

 

 

わいんのばか@キスヴィンワインに恋して♡

Kisvin醸造家の斎藤まゆさんのトークショウ
に行ってきました♡

 

先日、お店で開けたキスヴィンさんの
シラーが、恐ろしく美しく、気になって
仕方ない中で、SNSで偶然に見つけたのが、
このトークショウでした。

 

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一目惚れした2016 シラー

ピノ・ノワールのような、

シラーのような、

クリアで洗練された美しいワイン🍷

 


シラーを飲んでから、24時間経たない、
興奮冷めやらぬ中でのことです。

一目惚れした相手に、いきなり告白する
かのような展開。
わいんばかなる自分ならではの、
クイックアクション、そしてアタック(๑˃̵ᴗ˂̵)

斎藤さんは大学在学中、
南仏コルスでの収穫体験を機に、
大学を中退し、
アメリカに留学。
もちろん醸造栽培を勉強するため。

彼女の決断力の速さは、
今の醸造家としてのブレない考え方にも
現れていると思います。

世界でも、
フランスで、
日本でも、
ビオディナミにトレンドがシフトしている中、

良いブドウを栽培収穫すること、
美味しいワインを作るためには、
許された範囲でのアイテム(新たな培養酵母や諸剤など)を駆使することを厭わない。

そして、
畑が、
自分の死後、
次世代、そのさらに先の世代に、
繋がって生き続け、進化し続けて、
いってほしいという思いを、

ワインが、
消費者に渡った後、
記念日に至るまで何年も寝かされ、
抜栓されることを想像し、
その時によい状態であるようにと
いう思いを、

込めて、栽培し、醸造し、
ボトリングしている。


加えて、
ブルゴーニュの補糖の現実や、
栽培が難しいピノ・ノワール品種は、
ブルゴーニュでも、
ブルゴーニュでなくても、
どこで栽培しようとも難しい、

ということを教えていただきました。
貴重な体験です。


ブルゴーニュでは、
古くからピノ・ノワールを育てているから、
追随する国よりも樹齢は古いわけで、
ドレナージの設備も整っているわけで、
土地性を踏まえた対策も他国より万全なはず。

であれば安定した一定クオリティで、
ワインが作られるであろう。
というような話もしていただき…

ドイツのシュペートブルクンダーも、
歴史は古いと思われ、
ドイツの気候に対応した対策もとって
きたはずだから、

それなりのクオリティを感じるはず?

と思うのですが、

 

あくまでも個人的には、
ピノ・ノワール🍷のクオリティは、
やはり、

フランス>ドイツ

という印象なので…(^^;;

品種毎にふさわしい土地性はあると思います。


キスヴィンさんのワインを飲むと、
いい意味で、キスヴィンスタイルを感じます。

特に赤には感じる。
そこにはフランスのワインを感じます。

それが自分はとても心地よい。
キスヴィン。
まさに、こんなワインには口づけ💋したく
なります。

キスヴィンブラボー

斎藤さんをスカウトした、
栽培の荻原さんも素晴らしい方のようです。
そこまで書ききれませんでした(^^;;

次回に…
いつかな…(๑˃̵ᴗ˂̵)

ワインのばか@奥野田ワイナリー

奥野田ワイナリーのメーカーズディナーに行ってきました。

4品のお料理と、
奥野田のワイン8種のマリアージュ

ブドウとワインへの想いを、
中村夫妻が、
熱く語るなか、
会は進みました。


以下、ワインラインナップ✨
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1.奥野田フリザンテ 15
2.奥野田ラマート 16
3.桜沢シャルドネ 16
4.奥野田ロッソ 16
5.スミレルージュ キュヴェ エルヴァージュ 16
6.HIYAKE ヴィンヤード 14
7.ヴィンテージブリュット ヌーベルバーグ 15
8.ローズロゼ 17


飲み進めるうちに、
疑問が湧き、
わいんのばか、
質問がとまりません💦
面倒くさがらず、熱を持って、
回答してくださいました。感謝。


山梨の甲州といえば、補糖があたりまえ
という頭でいたのですが、

7番の甲州種のブリュットには驚愕でした。

ドサージュしていない、
ブドウの糖だけで、
これだけのふくよかな甘みを
感じさせるのは、何故?

一日で均等に日の当たる仕立て、
南向きの畝、
日較差のある環境、
20年の樹齢、
関東ローム層の下の下の層までの根が💦
三層下の御影石に根が届くと、
ブドウに複雑味をもたらすそうです。

以上の条件が整い、
平均22〜23度までに糖度が上がり、
滋味がもたらされます。

さらに、こちらのノンヴィン、
1990年のリザーブワインを15パーセント

使用していて、奥深さも感じます。


トラディショナル方式で、
動瓶は完全手作業で、

野生と培養酵母でスタイルを決め、
化学農薬は春の散布にとどめるそうです。

後はボルドー液やら非科学で対応。

7番以外のワインも、
とにかく丁寧で、素材を感じるワインでしたが、ヴィテスヴィニフェラ系がとくに素晴らし
かった。


微生物の研究を継続的に進めていて、
納豆菌の活用研究にも取り組んでいる、
という、

これからの変容もとても楽しみな

ワイナリーです。

ご夫婦のワインへの愛に溢れるトークと、
笑顔とパワーが素晴らしかった。

http://web.okunota.com

ブラボー♡奥野田ワイナリー(๑˃̵ᴗ˂̵)



あっ💦

お料理は、

 

白アスパラガスのムス、

真鯛フェンネルソースで、

グリンピースのリゾット、

鴨肉のロールキャベツ モリーユ茸ソース、

 

日本ワインの良さを活かすラインナップ

でした♡

 

 

 

 

 

 

 

 

わいんのばか@ディプロマ準備クラス

月に一度の好奇心を満たす時間が、

ディプロマ準備クラスです♡

 

今期は醸造がテーマで、

本日は発酵がテーマで、

 

酵母、yeast

亜硫酸 SO2

硫化水素 H2S

窒素 N

 

などなど、元素記号のオンパレードです。

 

発酵の段階の、

嫌気、好気の処理方法もワインのスタイルに

関与します。

 

酵母もブドウのように土地性や個性があります。

天然酵母の考察から培養酵母が培養され、

酵母のチョイス、発酵槽、発酵温度、

醸造工程により、

スタイルが決められてきます。

 

サッカロマイシスセレビシエは、

評価の高い成果をあげる天然酵母

 

もたらす好ましい香りや、

安定的な発酵の促しをもたらす、

モテ系酵母

 

その他の酵母にも良さと悪さがあって、

酵母も人間みたいなのです。

サッカロマイシスにももちろん欠点あります。

 

 

不完全

 

 

いろいろな不完全と、

目指すベストな状況の維持、

最良の醸造方法、

 

偶然と必然が折り重なり、

ワインができるのです。

 

ワインの誕生は人間の誕生と

とても近しいと感じます。

 

そして、

 

 

講義のあとは、

試飲会になだれ込みました(๑˃̵ᴗ˂̵)

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大好きなピノ・ノワールを、

 

様々な国、

ブルゴーニュ畑違い、作り手違い、

と、たくさんいただきました。

 

 

嗚呼、大満足🍷