わいんのばか’s diary

実体験に基づいたコスパワインの紹介をしています。お食事との相性や、ぶどう品種によるワインの特徴をゆるく説明しています。ところにより愛狂家っぷりが露呈することも(๑˃̵ᴗ˂̵)

わいんのばか@熟成ポテンシャル スピンアウト エルミタージュの白

前回の熟成ポテンシャルワインの投稿から、

レアものをクローズアップしてみました。

 

 

エルミタージュ

シュヴァリエ・ドゥ・ステランベルグ

2002年

ポール・ジャブレ・エネ

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写真右

 

 

ルーサンヌマルサンヌの熟成ワインです。

珍しいので、すこし調べてみました。

 

シャトー・ラ・ラシュヴァリエ・ドゥ・ステランベルグの名は、サン・クリストフの小さなシャペル(教会)を1235年に建てた「ガスパール・ステランベルグ」騎士に由来している

そうで、

 

土壌は、

急斜面の粘土石灰岩および砂質、と小石。

 

平均樹齢が、45年~50年

 

マルサンヌとルーサンヌをオーク樽熟成。

 

若い時のルーサンヌ、マルサンヌは、

あまり主張ない、控えめめながら

アロマティックなニュアンスですが、

 

熟成すると、ふくよかで、まろくなり、

骨格は曲線美的な感じです。

陽の要素が勝っていて、

ルノワールの描く裸婦みたいな感じです。

 

ドライのワインですが、

リンゴ、ハニーの香りに、

樽香が輪郭をふわっと描き、

甘く香ってきます。

熟してもなお、

エレガントというよりチャーミングな。

 

シラーの銘醸地の白は、初体験でした。

 

お料理との相性は、

やはり中華。

ヌーベルシノワなんか合いそうです。

小籠包もいけますね👌

 

お家だったら黄ニラ炒めとなんかと(๑˃̵ᴗ˂̵)